正しい立ち方を今まで習った事はありますか？多くの肩がNOとお答えになられるかと思います。物心がつく前に、ある日突然椅子に座るようになり、立ち上がり、歩くようになり、走るようになり…。と成長と共に何も意識する事なく自然に出来るようになった為に、基本的なこれらの動作が間違っていると考える方はあまりいらっしゃらないのが現状です。実際の所、正しい体の使い方が出来ている方は、ほんの一部の方だけで多くは残念ながら間違っている方が多いです。
今回は最も基本的な「立ち方」の指導を行いましたが、スポーツでいうと動作の前の構えのポジションの事を指します。立ち方が間違っているとその後に繋がる動作も間違ってしまいます。という事はバランス良く正しく立つという事は、動物である我々人間にとって最重要事項という事になります。
バランス良く正しく立つ為に大切な事は、「重心の位置」になります。立ち方でいうと足の裏のどこに荷重をかけているかという事になります。四足歩行の動物達はこの点は意識せずとも良いのですが、人間の場合そうもいきません。二足歩行になったが故に足の幅が20何cmになっています。要するにかかとやつま先、くるぶしなど人によって重心が変わりあちこちに移動してしまうのです。その為に我々人間は正しく立てている人もいれば、間違っている人もいるようになってしまったのです。
正しい立ち方の重心の位置は、「くるぶしの真下」になります。膝下の骨の延長線上の真下になります。その位置に一番荷重がかかると姿勢が一番安定します。試しにかかと重心やつま先重心で立ってみて下さい。かなり不安定になるかと思います。どちらかというとつま先側に重心がある方が多く見受けられます。
本日来られた会員様もつま先に重心があり、くるぶし重心に修正したところ、「思ったより後ろ重心で体が後ろに倒れそう」「今まで立っているとふくらはぎが張っていたけど、それがなくなった」「お腹に力が入る」と仰られておりました。
これから正しい立ち方を少しずつ身につけて頂けるようにしっかりサポートして参ります！！！
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