おしりのたるみ改善&内もも隙間!50代女性の引き締め術

お役立ち情報

「お尻のたるみが気になって、好きなパンツが似合わなくなった…」
「内ももの隙間がなくなって、足全体が太く見える…」

50代を迎えると、そんな下半身の悩みが増えてくるものです。でも、諦めるのはまだ早いですよ。実は、その原因は「筋力不足」だけではなく、「筋肉の使い方」にあるかもしれません。

今回は、お尻・内ももを同時に、かつ効率的に引き締めるエクササイズをご紹介します。ジムに通う必要はありません。ご自宅で、ボール1つ(なくてもOK!)でできる魔法のようなトレーニングです。

なぜ50代を過ぎると下半身は「たるむ」のか?

最近、ふとショーウィンドウや鏡に映った自分の後ろ姿を見て「え?これ…私?」と思わず二度見してしまったことはありませんか?

特に変わったことはしていない。激太りしたわけでもない。
それなのに、

・お尻の位置が下がった
・太ももとお尻の境目が曖昧
・下半身だけ、どっしり重たい

実はこれ、50代の女性にとても多い変化です。

その理由は、単なる「筋力低下」や「年齢のせい」ではありません。
長年の生活習慣や姿勢のクセによって、お尻や内ももといった下半身を支えるメインとなる筋肉が、ほとんど使われない状態になっていることが大きな原因です。

私たちの下半身は、一つのチーム。

しかし50代になると、チームのエースである「お尻」と「内もも」がベンチで眠りこけ、代わりにサポート役の「前もも」だけが必死に頑張っている状態になりがちです。

これでは、前ももは張って太くなり、お尻は支えを失って下がる一方。ここで「鍛えなきゃ!」とスクワットなどをするのは、すでに疲れ切った前ももにムチを打つようなもの。逆効果になりかねません。

大切なのは、筋トレよりも眠っているエース(お尻・内もも)を「呼び起こす」ことです。
正しい使い方さえ思い出せば、チームワークが戻り、体は自然と引き締まります。あなたの体は、まだまだ変われます。

引き締めの鍵は「体の使い方」にあり

今回ご紹介するエクササイズが、なぜ下半身の引き締めに効果的なのか。それは「たくさん動くから」でも、「キツいから」でもありません。

ポイントは、「下半身全体を一度に使える動き」になっていることです。

50代になると、お尻・内ももといった「本来使われるべき筋肉」が休みがちになり、代わりに前ももや腰ばかりが頑張る体の使い方になりやすくなります。すると、「お尻は下がる」、「太ももは張る」という状態が起こります。

今回のエクササイズでは、骨盤を支える筋肉・お尻・内ももを同時に目覚めさせるような動きを行います。ひとつの筋肉だけを動かすのではなく、「下半身全体を一度に使える動き」をイメージするのです。

この使い方ができるようになると、無理に力を入れなくても自然とお尻は上がり、太ももはスッキリしてきます。簡単にできるので、運動が久しぶりの方や、これから始めたい方にもおすすめです。

足の向きが整うと、下半身は変わりやすい

お尻の筋肉は、足をほんの少し外に向けると働きます。内ももの筋肉は、足が開きすぎないように、まっすぐにすると働きます。

どちらか一方だけだと、体はグラついてしまいます。両方がそろうことで、体の中心が安定します。この安定した状態になると、お尻・内ももが自然と働き、太ももの前や腰ばかりに負担がかからなくなります。

足の向きが整うと、無理に力を入れなくても、下半身がスッと引き締まりやすくなるのです。

お尻をメインで動く

多くの方が、今回のエクササイズを行うとつい内ももや膝に力を入れがちとなります。これはお尻が使えていないサインです。膝を内側に寄せようとすると、太ももの前ばかりに力が入り、肝心のお尻がサボってしまいます。これでは効果が半減してしまいます。

大切なのは「お尻をメイン」にする感覚です。

「お尻が動いた結果、足が自然に動く」
この順番を意識することで、お尻と内ももを効率よく同時に使えるエクササイズになります。

5秒で変わる!お尻と内ももが目覚める簡単ステップ

文章だけでは分かりにくい「力の入れ具合」や「リズミカルな脱力」のタイミングは、ぜひ動画でチェックしてみてください。

動画内のトレーナーの動きに合わせて、まずは1日5回から始めてみましょう。

それでは、具体的な手順を解説します。柔らかいソフトボール(100円ショップのものでOK)を用意してください。ボールがない場合のやり方も後述します。

ステップ1:基本の立ち姿勢(セットアップ)

まずは立ち姿勢から整えます。ここが最も重要なポイントです。

  • かかと同士をくっつけます。
  • つま先を約45度の角度に開きます。
  • 重心は「足裏の後ろ半分(土踏まずからかかとの間、くるぶしの真下あたり)」に置きます。

ステップ2:ボールをセットする

  • 柔らかいボールを、「膝の少し上あたり」に挟みます。
  • 位置が高すぎても低すぎても、力がうまく伝わりません。

ステップ3:5秒間の「ギュッ」と「じわっ」

ここがトレーニングの本番です。

  • お尻に力を入れて、じわじわと5秒間かけてボールを潰していきます。
  • この時、「お尻(ヒップ)」「内もも(内転筋)」が同時に硬くなっていることを意識してください。
  • 5秒経ったら、ふわっと脱力してリラックスします。

ステップ4:ボールがない場合

ボールがなくても同じ効果を得る方法があります。

  • 膝の間に拳一つ分くらいの隙間を開けて立ちます。
  • そこに「見えないボール」があることを想像します。
  • お尻を締めながら、その「見えないボール」を後ろから前へ包み込むように、じわじわと内ももを寄せていきます。

プロが教える!NGフォームと注意点

間違ったやり方をしてしまうと、膝を痛めたり、逆に足が太くなったりする原因になります。以下の点に注意しましょう。

NG1:肩に力が入っている

一生懸命ボールを潰そうとして、肩が上がっていませんか? 呼吸を止めず、上半身はリラックスした状態を保ちましょう。

NG2:つま先立ちになっている

重心が前に(つま先側に)行きすぎると、前ももの筋肉ばかりを使ってしまいます。必ず「かかと寄り」に重心を置くことを意識しましょう。

NG3:腰を反らせすぎる

お尻を締めようとして腰を反ってしまうと、腰痛の原因になります。おへそを背骨の方に引き込むイメージで、下腹にも力を入れましょう。

まとめ

今回ご紹介した「下半身活性化エクササイズ」のポイントは以下の3つです。

  1. 「かかと重心・つま先45度」の立ち姿勢がすべての基本。
  2. 内ももだけでなく、「お尻の筋肉」から主導してボールを潰す。
  3. 「5秒キープ+脱力」を5〜10回繰り返すだけでOK。

50代からの体型維持で大切なのは、がむしゃらに動くことではありません。
ポイントは、「狙った筋肉をいかに効率よく使えるか」という視点。
年齢を重ねた身体は、実はとても正直で、正しい使い方をすればちゃんと応えてくれます。

大切なのは、完璧にやろうとすることではなく、「あ、今お尻を使ってるな」という感覚を、1日1回でも思い出すことです。その小さな意識の積み重ねが、数ヶ月後、鏡に映る後ろ姿をガラッと変えてくれます。

無理なく続けられる方法で、今の身体と丁寧に向き合いながら、「ちょっといい感じかも?」と思える理想のラインを作っていきましょう。

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