
メガビタミン健康法を実践し、タンパク質もビタミンも、しっかり意識している。その結果として、以前より疲れにくくなった体調の土台は確実に安定してきた大きく崩れることはなくなったそう感じている方は多いと思います。
この記事は、「今までのやり方が間違っていた」という話ではありません。むしろ、正しく実践してきたからこそ、次に見えてくる視点について整理する内容です。
藤川理論の中で、近年あらためて重要性が強調されているのがマグネシウムという補完のピース。その中でも今回は、体感としてもっとも分かりやすく、生活に取り入れやすいマグネシウム風呂(温浴)に焦点を当てていきます。
目次
なぜマグネシウム風呂を加えると、さらに効果的になるのか
それは体の中で、何が起きているからなのかどう使えば、これまでの取り組みを無駄にせず、底上げできるのか今までの実践を完成形に近づけるために読み進めてください。
まずは、ざっくり解説漫画します。ここから先は少し理論の話になります。
その前に、全体像をマンガでつかんでみましょう。

なぜさらに効果的になるのか
メガビタミン健康法の基本は、栄養を材料として、体の代謝を回していくことです。
タンパク質は、体そのものをつくる材料ビタミンB群は、エネルギーを生み出すために必要な補助役。この土台は、すでに多くの実践者が理解し、整えてきました。
では、なぜそこにマグネシウムを加えると、さらに体感が深まるのでしょうか。
マグネシウムは「使われる段階」を支えるミネラル体の中でエネルギーが使われる場面では、実はマグネシウムが常に関わっています。

マグネシウムには、神経の働きを安定させる筋肉の収縮と弛緩をスムーズに保つ体内の反応が過不足なく進むよう調整するといった役割があります。
つまり、エネルギーを「作る」だけでなく、「正しく使う」ために必要なミネラルです。マグネシウムが不足した状態では、体は動いているのに疲れが抜けにくい、休んでいるはずなのに眠りが浅い、体が常に緊張しているように感じるといった状態が起こりやすくなります。
マグネシウム風呂が簡単・簡潔な理由
マグネシウム風呂の特徴は、マグネシウムを皮膚から直接取り入れられる点にあります。皮膚から吸収されたマグネシウムは、消化器官を通さずに体内に届き、神経・筋肉・血流など、さまざまな働きに関与します。

そのため、入浴後に体が落ち着く寝つきが良くなる翌朝の体の重さが軽く感じられるといった変化を、比較的早い段階で実感しやすくなります。
これは、これまでメガビタミンで整えてきた代謝の流れが、マグネシウムによってスムーズに使われ始めるためです。マグネシウム風呂は、そのための環境を、入浴という日常の中で整えていく方法だと考えてください。
なぜ「風呂」なのか?
マグネシウムの補い方には、経口・経皮・温浴といった方法があります。その中で、マグネシウム風呂が優れている理由は明確です。

1. 全身を一度にカバーできる
お風呂は、首・肩・背中・腰・脚など、緊張が溜まりやすい部位を一度に包み込みます。
これは、部分的なケアでは届きにくい自律神経レベルの調整に向いています。
2. 「ゆるむ」状態を作りやすい
マグネシウムは、カルシウムと拮抗し、固める → カルシウムゆるめる → マグネシウムという関係にあります。
温浴によって血流が上がり、皮膚からマグネシウムが入ることで、体は「緩めてもいい状態」に切り替わります。これは、意識や努力では作りにくい変化です。
3. 体感が静かで確実
マグネシウム風呂は、劇的な変化を狙うものではありません。入浴後、自然に眠くなる朝の体のこわばりが減る呼吸が深くなるこうした小さな変化の積み重ねが、結果として体調全体を底上げします。
さらに美容に効果的!
マグネシウム風呂が評価されている理由は、単に「温まるから」「リラックスできるから」ではありません。マグネシウムは皮膚から吸収されやすく、肌・血流・神経・ホルモンに同時に作用することで、美容にとって非常に理にかなった環境をつくります。

肌のバリア機能と潤いを支える
マグネシウムは、角質層のバリア機能を整え、水分を保持する力をサポートします。その結果、乾燥しやすい肌でも水分が逃げにくくなり、ゴワつきやカサつきが落ち着きやすくなります。
炎症を鎮め、肌を「静か」に戻す
赤みやニキビ、かゆみなどの背景には、軽度の炎症や神経の興奮が関わっていることが少なくありません。
マグネシウムには、炎症を抑え、刺激を受けた肌を落ち着かせる作用があり、敏感に傾いた肌を「ニュートラルな状態」に戻す助けになります。
巡りが整うことで、自然なツヤが出る
入浴による温熱とマグネシウムの作用で血流が促されると、肌細胞への栄養や酸素の供給がスムーズになります。これにより、
・くすみが抜けたように見える
・血色が明るく感じられる
・ハリやツヤが自然に出てくる
といった変化が起こりやすくなります。
ストレスを下げることも、美容の一部
マグネシウムは、ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰な分泌を抑える働きがあります。ストレスが落ち着くことで、ホルモンバランスの乱れからくる肌荒れも起こりにくくなります。
つまりマグネシウム風呂は、肌に直接働きかけながら、同時に内側の環境も整える美容法。何かを「足して変える」美容ではなく、整った結果として、肌がきれいに見えてくる。
この感覚が、マグネシウム風呂が美容と相性が良い本当の理由です。
【実践】マグネシウム風呂に入ろう!
マグネシウム風呂(温浴)は、日常の中でもとても取り入れやすい方法です。
特別な準備は必要なく、いつもの入浴にマグネシウムを加えるだけで、体は自然と「ゆるみやすい状態」へと切り替わっていきます。

【塩化マグネシウム(にがり由来)を浴槽に入れる】
38〜40℃のぬるめのお湯で、15〜20分ほど入浴
これだけでも、筋肉の緊張が抜けやすくなり、入浴後の眠りが深くなると感じる方は少なくありません。
個人的には、藤川徳美先生も推奨されている死海の塩(Dead Sea Salt)を使った入浴は、体の芯まで温まりやすく、非常に相性が良いと感じています。
マグネシウム風呂の目安量と基本手順
【お湯の量】
一般的な家庭用浴槽で、約180〜200リットルが目安です。
【使用量】
1回あたり15g〜50g。製品に付属のスプーンがある場合は、必ずその表示に従ってください
(例:スプーン2杯で約50gなど)
【入浴方法】
浴槽にマグネシウムを入れたら、しっかりかき混ぜて溶かしてから入浴します。
【量の考え方】
まずは少量から始め、体が心地よく温まり、乾燥や刺激を感じない範囲で調整します。冷えや乾燥が気になる場合は、50g前後にすると、保温感やしっとり感を感じやすくなります。
【死海の塩を使ったマグネシウム風呂の特徴】
死海の塩は、天然由来の塩化マグネシウムを主成分とし、複数のミネラルをバランスよく含んでいます。取り入れやすさ皮膚からマグネシウムを補えるため、内臓に負担をかけにくく、リラックスを目的とした入浴にも向いています。
【感覚的な特徴】
通常の海水よりもミネラル濃度が高く、お湯に入れると、「しょっぱい」というよりほのかな苦味を感じるのが特徴です。この独特の感覚も、ミネラルがしっかり溶け込んでいるサインの一つと言えるでしょう。
なお、マグネシウムフレークやエプソムソルトなどで検索すると、さまざまなタイプの入浴用マグネシウム製品が見つかります。どれか一つにこだわる必要はありません。ご自身の肌感覚や使いやすさに合わせて選び、いろいろ試しながら楽しんでみてください。
よくある注意点
熱すぎるお湯や長時間の入浴は控えましょう。
一度で変えようとするマグネシウム風呂は、体の状態を書き換えていくための環境づくり。
焦らず、静かに続けることが、もっとも効果的な使い方です。
追い打ち漫画|「これで、整った」
ここまでの内容を、もう一度感覚でまとめます。

マグネシウム風呂は、メガビタミン健康法の完成度を高める一手
最後に、この記事の要点を整理します。

1. メガビタミン健康法の土台が整っているからこそ、マグネシウムが本領を発揮する
2. マグネシウム風呂は、体を「ゆるめる」ことで、エネルギーの流れをスムーズに整える方法
3. 日々の入浴という習慣の中で、代謝・神経・筋肉の働きが静かに底上げされていくマグネシウム風呂は、まったく新しい健康法を始める、という話ではありません。
マグネシウムをお風呂から取り入れることで、これまで実践してきたメガビタミン健康法を、
より自然に、より効率よく促進していく方法です。
特別な努力を増やす必要はありません。ただ、いつもの入浴に少し視点を加えるだけ。体がゆるみ、流れが整い、その結果としてメガビタミンの働きがいっそう活かされやすくなっていきます。
きっと、「今日のお風呂」が、少し楽しみになる。そんな感覚で、無理なく取り入れてみてください。