筋トレを一日おきに行うメリット | アームリングパーソナルジムのオフィシャルブログ

筋トレをどんなペースで行なうのかは人それぞれやり方があると思います。毎日行なう方もいれば、週１回で筋トレを行っている方もいらっしゃると思います。何事においてもそうですが、「継続する事」が最重要となりますので、ライフスタイルに合わせて筋トレが肉体的また精神的に負担の無いペースで行ってみましょう。

今回は１日おきに筋トレを行った際のメリットについてお伝えさせて頂きたいと思います。

アクティブレスト
超回復
怪我の予防
精神的な余裕が生まれる
まとめ

アクティブレスト

筋肉は筋トレ等でダメージを受ける事で、筋繊維が傷付き修復が必要となります。一般的には、筋肉痛の期間は48時間〜72時間と言われていますが、それは筋トレの内容や実施者の筋トレ歴、筋肉痛になった箇所によって、当てはまらない場合もあります。筋トレの負荷が軽ければ筋肉痛はそこまで出ないでしょうし、筋トレ上級者ともなれば筋トレを始めたばかりの人に比べて筋肉痛の回復するスピードに違いが出ます。また腹筋のような寝ている時以外働いている筋肉では、筋肉痛になっても回復力が高く24時間で治ると言われている筋肉もあります。トレーニング一般論として筋肉痛の期間を頭の片隅に入れておく必要はあるとは思いますが、正直筋肉痛が出てみないと分からない為、その時のご自分の体の状況に合わせてトレーニングを行う必要があります。

筋肉痛の時に筋トレしてもいいの？

ただし筋肉痛が酷く出ているからといって、筋トレを行ってはいけないという事ではありません。むしろ筋肉痛を回復させる為には、血流を良くする必要がありますので、負荷を軽くする等の調整は必要とはなりますが、行った方が良いです。こういった体の回復を運動によって促進させる方法を「アクティブレスト」と言います。体を動かすとさらに疲労が蓄積されるのではと思う方もいらっしゃると思いますが、血行が良くなり、疲労物質の排出が促され、疲労回復の効果が高まります。最近アスリートも取り入れる体の調整法です。

超回復

「超回復」についてですが、筋トレを行う事で起こる、エネルギーの枯渇や筋繊維の損傷、あるいは蓄積する疲労など体にかかる様々なストレスによって一時的に体力は低下します。その後、適切な休息をとる事で筋肉は回復し、さらに強く生まれ変わります。その結果筋力の向上や筋肥大といった形で辛い筋トレを行った恩恵を受ける事が出来ます。注意しなければいけない点として、筋トレ後休息を取らず、短すぎる間隔で筋トレを行ってしまうと筋肉は十分に回復する前に再び筋肉が破壊されてしまう為、筋肉が成長しない上、疲労が蓄積しパフォーマンスが向上しません。そして休息時間が長すぎても筋肉はどんどん衰えていくのです。その点一日おきの筋トレでは、筋トレと筋トレの間、少なくとも24時間以上は空く事で筋肉を十分休ませる事が出来ますし、長くとも48時間以内には次の筋トレを実施しているので、筋トレの間隔としては丁度良いと思われます。あとは実際に行ってみてその時その時の体の状態と良く相談をして筋トレで行うメニューを考えていく必要があると思われます。

怪我の予防

ハードな筋トレを毎日のように続けていると疲労物質が蓄積します。これは筋トレに限った事ではなく、普段の日常生活を送っているだけでも人間の体は疲労し、少なからず体の動きに影響します。体が疲労している時は大方間違ったフォームで筋トレを行っている事が予想されます。また筋肉痛が強く残った状態で筋トレを行うと通常の正しいフォームで行う事が困難になりますので、怪我や体の故障に繋がるリスクが非常に高くなります。その点、一日おきの筋トレの場合、筋トレ後から次の筋トレまでの回復期間がある程度確保できますので、すべての疲労を取る事が出来ている訳ではありませんが、体の動きに支障が出る程の状態は免れるのではないでしょうか。怪我をしてしまうとしばらくトレーニングを行う事が出来なくなり、その結果筋肉は低下してしまいます。程良い休息時間が筋トレには不可欠ですので、一日おきの筋トレでは怪我のリスクを下げる事が出来ます。

睡眠を取ることで筋肉は成長する

そして休息日に重要な事は、「睡眠」です。筋トレ後に関わらず睡眠中には、筋肉の修復と合成をサポートする「成長ホルモン」が分泌されています。成長ホルモンが分泌される事で、回復力が増し、筋肉の成長が促されるので、筋トレを行う事と同じくらい重要なのです。筋トレを行っている方に多い考え方として、休むと筋肉が落ちてしまうと勘違いされている方がいらっしゃいますが、筋肉はそんな簡単に落ちる事はありません。もちろん休息を取り過ぎると筋肉は落ちますが、適度な休息がなければ筋肉は逆に落ちてしまいます。そして休息がない場合での最悪なパターンが「怪我」だと思います。怪我をしてしまうとしばらくトレーニングを行う事が出来なくなり、その結果筋肉は低下してしまいます。程良い休息時間が筋トレには不可欠ですので、一日おきの筋トレでは怪我のリスクを下げる事が出来ます。

精神的な余裕が生まれる

筋トレを行う上で非常に大切な事が一つあります。それは「継続する事」です。筋トレを始めて間もない頃は、筋トレを行う事で起こる体の変化が楽しく毎日のように筋トレに励む方が多くいらっしゃいます。しかし一般の方の多くは、時間が経つにつれて毎日行っていた筋トレが週５回になり、それが週３回になり、週１回となり、最終的には継続する事が難しくなり、０回になっているように思います。毎日のようにトレーニングを続けなければいけないという義務感を持っていると、筋トレは長続きしません。

一日おきの筋トレ週間では、筋トレによって疲労した筋肉を休ませる事が出来るので精神的な余裕が生まれ、無理なく行う事が出来きます。「今日頑張れば明日休んでもいい」と思えれば気持ちに余裕が生まれ、モチベーションがアップします。またトレーニングと休息のメリハリをつける事で筋肉が最も良く育つ事を認識する事も非常に大切な事だと思います。もちろん筋トレが大好きで毎日筋トレを行っていても精神的苦痛を感じずに出来る方もいます。むしろこのような方は毎日鍛える事で精神的に余裕が出来るのだと思います。逆に週１回の筋トレで十分だと思っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

筋トレを行う上で、どのくらいのペースで行えば一番筋トレが継続出来るのかが徐々に分かってきます。その中で日によっては体調が悪かったり、気分が乗らなかったりして筋トレをしたくないと思う事も出てきます。常に同じ精神状況で自分を保てる人などいないと思いますので、その時は思い切って休みましょう。ベースとして一日おきの筋トレとしておき、後はその日その日で調節する事が重要です。

まとめ

「継続をする」というこの一見、当然とも思える事にも関わらず、実際のところ多くの人が継続する事が出来ません。筋トレの効果は継続する事で体に変化が出てきます。人によって効果が出る期間にはバラつきは出ますが、最低でも３ヶ月以上はかかるのではないでしょうか。しかし３ヶ月で結果が出たとして、筋トレをやめてしまえばすぐに元通りの体になっていきます。普段の生活、仕事等でも肉体的、精神的にもストレスが溜まっていきます。さらに筋トレを行う事で、そこにプラスしてストレスが溜まってはいけませんので、ご自分のライフスタイルに合った筋トレ習慣で無理の無いように楽しんで行ってください。