
ここ数年で、パーソナルトレーニングジムも増え、一般的なフィットネスジムでも、ほとんどがパーソナルトレーニングを受けられるようになってきました。興味はあるけど、どういうものよくわからないので、なかなか受けられないでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は、パーソナルトレーニングのメリット、デメリットについて解説していきます。
パーソナルトレーニングとは?
パーソナルトレーニングとは、「トレーナーが、個人の目的や体力レベルに合わせてマンツーマンでトレーニングを指導すること」をいいます。
フィットネスの本場であるアメリカでは、非常に高い認知度を誇っており、一流のアスリートやハリウッドスターなども、パーソナルトレーニングを利用しているのを聞いたことがあると思います。
ここ数年は、日本でもその認知度は高まってきて、健康に高い意識を持たれている方などが利用されるようになりました。

パーソナルトレーニングのメリット
完全予約制・完全個室
パーソナルジムによっても異なりますが、ほとんどが完全予約制の完全個室というシステムを導入しています。それにより、「人目を気にせず集中してトレーニングできる」「マシンの順番待ちなどがない」といったメリットがあります。
完全予約制なので、トレーニングの継続がしやすく、効果的なトレーニングを受けることができます。
理想のボディメイクが可能
一人でトレーニングを行うと、「どの種目をやればいいの?」「このフォームでいいの?」「どこをポイントにやればいいの?」などなど、さまざまな疑問が出てきます。そうなってくると、ただ単にトレーニングをこなすだけになってしまうので、当然効果もあまり期待できません。
しかし、パーソナルトレーニングの場合は、プロのトレーナーが目的に合ったメニューを作成してくれるので、理想のボディメイクが可能です。

正しい食事の知識が身につく
パーソナルトレーナーは、運動だけでなく、食事による栄養管理の知識もしっかり持っています。しかも、毎日の食生活をカウンセリング等で相談できるので、いつでも食事の内容を改善するためのアドバイスをもらえます。
基本的には、炭水化物を抑え、たんぱく質やビタミン豊富な食事を推奨されます。プロのトレーナーの食事方法は、トレーニング期間が過ぎても役立つため、正しい食事の知識が身につきます。卒業後も正しい食事法を取り入れれば、健康的な体を維持することが可能です。

モチベーションが維持しやすい
トレーニングはきついものです。一人で取り組むと途中で気持ちが折れてしまい、「今日はこれくらいでいいか…」と甘えが生じることも少なくありません。しかし、パーソナルトレーナーはそのような場面でも励まし、モチベーションの管理をサポートしてくれます。これにより、辛い時でも前向きにトレーニングを続けられる環境が整います。
パーソナルトレーニングを通じて、体型維持のための知識も身につきます。「背筋を伸ばす」「お腹に力を入れる」といった普段の姿勢や動作への意識が変わり、トレーニング以外の場面でも体型維持に役立つ習慣が身につきます。この知識は、トレーニング卒業後にも活用でき、長期的に健康的な体型を維持する大きな助けとなります。
「トレーニングやダイエットを始めても効果が出ず、挫折してしまった」という経験をお持ちの方も多いでしょう。パーソナルトレーニングでは、プロのトレーナーがしっかりとサポートしてくれるため、早期に効果を実感しやすいのが特長です。「効果を早く実感したい」「1か月後のイベントに向けて痩せたい」といった短期目標がある方にもおすすめです。
ただ追い込むだけのトレーニングでは、辛いだけで長続きしません。パーソナルトレーナーがつくことで、細かいフォームの修正や正しい体の使い方を指導してもらえるため、怪我のリスクを減らし、安全にトレーニングを進めることができます。
さらに、個々の筋力や体力だけでなく、その日の体調やモチベーションに合わせたオーダーメイドのトレーニングメニューを作成してくれるため、トレーニングの楽しさを実感しながら取り組むことができます。

パーソナルトレーニングのデメリット
パーソナルトレーナーとの相性
いくら質の高いプロのトレーナーが指導をしてくれるとはいえ、もちろん、人と人のことですから、相性も関わってきます。どれだけ優れているトレーナーでも、なんとなく自分とはソリが合わない、ということもあるかもしれません。
また、トレーナーの質もジムによって大きく異なりますので、指導内容に納得できない…というようなこともあるかもしれません。体験トレーニングを受けたり、実際の利用者から話を聞くなどして、どんなトレーナーなのか情報収集することも大切です。
トレーニングの時間が短い
パーソナルトレーニングの平均トレーニング時間は、60分~75分程度です。実際にトレーニングを行っているのは、30〜40分ほどです。そのため、少しもの足りなく感じてしまう場合もあると思います。
しかし、トレーニング内容はとてもハードですので、短時間でも効果を実感できます。「もう少し運動したい」「少し物足りない」というような場合は、個別でランニングやウォーキングなどをプラスするのもいいでしょう。
料金が高い
パーソナルトレーニングの料金は、フィットネスクラブなどと比べると、「高い」と感じると思います。2ヶ月〜3ヶ月の集中プランでは、20万円〜30万円台の料金が設定されているジムも少なくありません。
しかし、パーソナルトレーニングで得られるものは、一生ものです。もうリバウンドしない生活、健康的な生活を送れると考えれば、この料金は決して高くないのではないでしょうか。
料金形態も店舗によってさまざまなので、チェックしてみるといいでしょう。

パーソナルトレーニングはどんな人におすすめか
目標達成を目指して、適切なアドバイスをくれるプロのトレーナーが指導するパーソナルトレーニングは、どんな方にもおすすめです。そのなかでも、特に「筋トレや運動習慣がない人」「自己流でダイエットや筋トレをしてきたけれど、効果が得られなかった人」「早く結果を出したいと感じている人」といった方々におすすめです。
自分一人では、自分の体のことを正しく把握し、適切な運動メニューや食事制限を行い、継続していくというのは難しいものです。ついつい怠けてしまう時もあるでしょう。
プロのトレーナーが、最善の方法について提案・指導してくれるので、運動に慣れていない人にこそ、パーソナルトレーニングは必要です。もちろん、運動をある程度やってきた経験がある方も、プロの目から見て計画を立てたり、運動内容を指導してもらったりすることは勉強になると思います。
自分流の間違ったダイエット方法や、効果があまり期待できない方法を試して、時間とお金をむだにするより、確実に効果が期待できるパーソナルトレーニングはおすすめといえます。

パーソナルトレーナーとの相性が「何か違うな」と感じたら
パーソナルトレーニングは、個人の目標や体力に合わせてトレーニングを進めるマンツーマン指導が特徴です。そのため、トレーナーとの相性は、トレーニングの成果や継続に直結する重要な要素です。もし「何か違うな」と感じたら、それを無視せず、自分に合うトレーナーや施設を探すことが大切です。
相性が合わないと感じる原因はさまざまです。たとえば、「トレーナーの指導が自分の目標に合っていない」「コミュニケーションが取りづらい」「説明がわかりにくい」といったケースが挙げられます。トレーニングの際には、トレーナーの指示を信頼し、安心して取り組むことが重要です。しかし、相手の言動や方法に違和感を覚えると、その信頼が揺らぎ、トレーニングの効果も半減してしまう可能性があります。
特に気をつけたいのは、トレーナーが自分の要望や体調に寄り添ってくれない場合です。たとえば、「体力が追いつかないのに高負荷を求められる」「ダイエットが目標なのに筋肥大を重視したメニューを押し付けられる」といった場合、それは相性が良くない兆候です。また、話を聞いてもらえない、あるいは無関心な態度を取られると、トレーニングがストレスになりかねません。
一方で、相性が良いトレーナーとは、あなたの目標や状態をしっかり理解し、モチベーションを引き出してくれる存在です。コミュニケーションが円滑で、自分のペースに合わせた指導を受けられることで、安心感を持ちながらトレーニングに取り組むことができます。このようなトレーナーと一緒なら、辛いトレーニングも楽しく感じられるでしょう。
「何か違うな」と感じた場合、それを放置せず、他の施設やトレーナーを検討するのは賢明な選択です。現在、多くのパーソナルトレーニングジムでは体験トレーニングを提供しているため、複数のトレーナーと接する機会を活用しましょう。その際、自分が求める目標やニーズに応じたトレーニングが提供されるかを確認することが大切です。
相性の合わないトレーナーと無理に続ける必要はありません。トレーニングは継続が鍵であり、楽しく取り組める環境が最終的な成功に繋がります。違和感を覚えたら、遠慮せずに他の選択肢を探し、最適なトレーナーと出会えるまで試してみてください。それが、トレーニングの成果を最大化するための重要なステップかもしれません。
まとめ
自己流で筋トレやダイエットを試しても満足のいく結果が得られなかった方には、パーソナルトレーナーと二人三脚で取り組むパーソナルトレーニングがおすすめです。
プロのサポートを受けることで効果的かつ安全に目標を達成できます。パーソナルトレーニングには多くのメリットがありますが、費用や時間などのデメリットも考慮が必要です。
多くのジムでは無料カウンセリングや体験トレーニングを実施しているので、実際に体験し、自分に合うジムを選びましょう。