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肩甲骨が痛い時の原因と対処法

肩甲骨に限らずですが、体から発せられる痛みに関しては、何かしら体に異常が起きているというサインです。実際のところ、そのサインに対して対処せず、そのまま放置してしまう方が多いのが現状です。
肩関節に関しては、股関節や膝関節のように大きな骨に支えられているような構造に対して、肩関節は骨と骨との接触面が小さく、肩甲骨は鎖骨で下に吊り下げられ、宙に浮いた状態になっています。その為、常に腕の重みが肩甲骨にかかる事になる為、筋肉が疲労しやすく痛みが出やすい部位になります。その他にも肩甲骨が痛い時の原因も多数考えられます。 今回は肩甲骨が痛い時の原因と対処法についてご説明していきます。

肩甲骨の痛みの原因

肩甲骨周辺の痛みのほとんどは「筋肉」が原因となります。筋肉がどのような状態になると痛みが出現するかというと、「筋肉が硬く緊張する」事で痛みが出ます。
そしてなぜ筋肉が硬く緊張するかというと2通り考えられます。それは「使いすぎ」「使わなすぎ」のどちらかです。姿勢の歪みにより、肩甲骨周辺の筋肉に長時間負担がかかり、緊張状態が続き、血流が悪くなる事で筋肉は硬くなります。 また長時間のデスクワークや立ち仕事により、肩甲骨周辺の筋肉を長時間動かさずにいると同様に血流が悪くなり筋肉が硬くなります。
つまりどちらの状態に関しても血流不足が原因となり、筋肉が硬直し、痛みが出やすい状態に陥ります。 さらにその他筋肉が硬くなる原因が考えられますので、ご説明致します。

頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症など

頸椎椎間板ヘルニア等により、脊髄や神経を圧迫し、首や肩甲骨、背中の周辺に痛み、痺れ、不快感、重圧感、凝りを感じます。肩甲骨周りの筋肉の多くは、首から肩甲骨にかけて走行している筋肉が多い為に影響を受けます。
実際には首に問題があったとしても、肩甲骨に症状が出る事があります。

胸郭出口症候群

肩甲骨周辺の痛みの原因として、内臓が関与するケースもあります。正しくは肩甲骨ではなくその周辺で考えられる内臓の問題になります。 心臓に必要な栄養や酸素を供給する冠動脈が詰まる事で起こる狭心症や心筋梗塞でも肩甲骨や背中が痛む事があります。
症状としては、突然の激しい痛みで、冷や汗や呼吸困難を伴う強い症状である事が多いと言われています。 また胆石や胆嚢炎、膵炎などの内臓の炎症を起こす病気でも肩甲骨の痛みを伴います。症状としては、突然あるいは繰り返すみぞおちや脇腹の強い痛みが特徴です。
いずれの場合でも、痛みが突然で激しい症状がありますので、その場合は速やかに受診する事をお勧めします。

肩甲骨に負担をかける日常生活上の原因

日常生活上の姿勢や生活習慣により肩甲骨に余計な負荷をかけてしまい、肩甲骨を痛める可能性もあります。

長時間のデスクワーク

パソコンやスマホの使用時は、どうしても顎を引く姿勢になりがちです。その為首の後ろから方にかけて筋肉が硬直し、肩甲骨周辺の筋肉に負荷をかけ痛みの原因となります。 いくら良い姿勢で座っていてもやはり長時間になると当然負担をかけますので、こまめに体を動かすようにする事が重要です。

姿勢

日常生活の姿勢で、人間は前面で行う作業が多い為、肩甲骨が外側に開くような姿勢になります。つまり背中が丸まってしまう猫背、前かがみの姿勢になりやすいです。このような姿勢になる事で、頭の重みが首や肩、背中にかかり、余計に負担をかけてしまいます。 そして猫背などの不良姿勢では、肩甲骨周辺の不調だけではなく、腰痛、膝痛などにも影響が出る可能性がありますので、注意が必要です。 普段の何気ない座位姿勢や立位姿勢を改善し、良い姿勢を保つ事で改善が期待出来ます。

運動不足

筋肉の役割の一つとして、血液を全身に行き届けさせる為のポンプのような役割があります。運動不足により血流が不足し、筋肉が硬くなると肩甲骨の動きが悪くなります。 肩甲骨の動きが悪くなると、それが全身に連動し、特に首や肩、背中に悪影響を及ぼします。 すると硬くなった筋肉の痛みを感じたり、偏頭痛などの不調が現れます。

緊張やストレス

家庭でのストレス、仕事でのストレス、人間関係のストレス、情報過多によるストレスなど多数ありますが、我々は気付かないうちに感じ、筋肉を硬くしています。 要するにストレスを受けるうちに、自律神経の中の交感神経が働き、体が戦闘・防御態勢になり、ものすごく緊張し筋肉が硬直します。その状態が続く事で筋肉は痛みを感じるようになります。

肩甲骨の痛みの解消法

肩甲骨の痛みが筋肉に原因がある場合、正しい姿勢、正しい体の使い方を身に付ける事と運動習慣によって改善されるケースが多くあります。 特に正しい姿勢、正しい体の使い方に関しては、学校教育では学ぶ機会がなく、「今まで何も考えてこなかった」という方が大半です。そして、それは我々体の専門家の中でも正しい体の使い方が教えられない指導者がいるくらい、体の構造の本質を知らない方が多くいらっしゃるのが現状です。 正しい体の使い方というと難しく聞こえてしまいますが、理論的には非常に単純です。しかし正しい体の使い方の理論は簡単ですが、日常生活で身につけるまでに時間がかかりますので、しっかり腰を据えて学び、日々の日常生活での姿勢や動きを意識する必要があります。
そして、それは自転車の乗り方や泳ぎと一緒で一度身につけてしまうと忘れる事がありませんので、この機会に身につけてみては如何でしょうか?
またストレスに関しては、適度な運動を行う事で精神面において良い効果が期待出来ます。トレーニングやランニング、スポーツで体を動かした後、「スッキリした!」と爽快感や達成感を感じ、気分転換やストレス解消になった経験がある方は多いのでないでしょうか。適度な運動により、交感神経と副交感神経のバランスが良くなり、自律神経の安定に繋がります。そして運動による適度な疲労が質の良い睡眠をもたらすので、脳や体の疲労回復を早めてくれる効果も期待出来ます。

まとめ

肩甲骨の痛い時の原因は、筋肉に問題がある場合と内臓に問題がある2つの可能性があります。筋肉に問題がある場合は、正しい体の使い方を身に付け、日々の日常生活動作のパフォーマンスを向上させる事、そして運動習慣が身につく事で改善されます。 内臓の問題に関しては、突然あるいは繰り返す激しい痛みが特徴ですので、その場合は早めに受診される事をお勧めします。

参考動画

  • 肩こりの解消
  • 正しい立ち方
  • 肩こりの方必見!
  • 肩こり30秒体操
  • 肩甲骨のストレッチ

*音声が出ますのでボリュームにご注意ください。

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